JASIS2026 ライフサイエンス分野・みどころ
はじめに
一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)ライフサイエンスイノベーション担当アドバイザー、バイオディスカバリー株式会社 代表取締役社長&CEOの岩瀬 壽です。
20世紀後半における医薬品開発において、クロマトグラフィー技術や質量分析技術が創薬研究および製薬製造開発に貢献した功績は、測りきれないものがあるでしょう。また、分析計測機器と分析化学技術の発展は、過去20年で急速な進歩を遂げたバイオサイエンス(生命科学)領域において、大きな役割を果たしてきました。生命科学の進歩は、1980年代後半より、遺伝子や蛋白質の構造と機能の基礎を解き明かす技術革新の時代に始まり、ヒトゲノム解読完了宣言がなされた2003年から現在に至る22年間で、ICT技術の進歩にも頼りながら、さらに急速な進化と実用化の時代に突入しようとしています。そして現在は、目を見張るAI技術の進歩により、さらに大きく世界を変えようとしています。
JASIS2026のみどころ
昨年度に引き続き、本年9月開催予定のJASIS2026では、イベント全体の傾向として、自動化を主にDXを加速できるような計画、および各種「教育」を意識した企画になりました。また今回は展示会場を再構築し、来場者と出展社とのコミュニケーション活性の場として強化。さらに人材育成・教育にも注力し、「五感で感じる“学び場”を体感していただきたい」としています。
そしてライフサイエンス分野では、医薬開発と食の科学に重点を置き、活躍するCDMOと分析の関わりについてトピックスセミナーを企画。さらに、協力体制が強化された日本生物工学会セミナーも国際会議場で企画されています。
また展示会場では、新しい取り組みとしてJASISストリートに「共創コーナー」を設け、業界内外で課題解決を促進する仕組みとして「お悩みボード」を設置します。さらに、昨年好評だった「ちょこラボ」ではテーマを「発酵」とし、ボードの設置や、日本生物工学会の協力によるミニセミナーを設ける予定です。
今年も興味深い話題が盛りだくさんのJASIS2026ですので、多くの皆さんのご来場が期待されています。
トピックスセミナー/JASISスクール:ライフサイエンス関連プログラムサマリー
バイオテクノロジーを支える計測科学の最前線
日時:2026年9月3日(木)10:30~12:00
場所:幕張メッセ 国際会議場(ホールB)
分類:トピックスセミナー:医薬開発(生物工学会セミナー)
最新の食品分子栄養学と分析
日時:2026年9月3日(木)13:00~14:00
場所:幕張メッセ 国際会議場(ホールA)
分類:トピックスセミナー:食品
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國澤 純 氏
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
ヘルス・メディカル微生物研究センター 副所長/センター長
活躍するCDMOに必要な分析技術とは
日時:2026年9月4日(金)10:30~12:00
場所:幕張メッセ 国際会議場(ホールB)
分類:トピックスセミナー:医薬開発(CDMO)
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「CDMOが加速する医薬開発と分析技術の重要性」
津本 浩平
東京大学大学院工学系研究科 教授 -
「医薬品開発を支える分析CDMOの戦略的価値」
小林 篤
スペラファーマ株式会社 開発分析研究所 所長 -
「日本の創薬エコシステムを支えるプラットフォーム技術としての分析技術 ~抗体医薬品CDMOの立場から~」
久保庭 均
Renzoku Biologics株式会社 代表取締役 CEO
わかりやすいバイオ市場と勝てる営業マンとは
日時:2026年9月4日(金)15:00~16:00
場所:幕張メッセ 国際会議場(ホールB)
分類:JASISスクール:営業マン教育
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岩瀬 壽
バイオディスカバリー株式会社 代表取締役
JAIMA ライフサイエンスイノベーション担当アドバイザー
岩瀬 壽 氏
一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)ライフサイエンスイノベーション担当アドバイザー、
バイオディスカバリー株式会社 代表取締役社長&CEO。
1951年東京都生まれ。日本大学理工学部工業化学科卒。
メルクジャパン、日本ウォータズ、日本ミリポア、日本パーセプティブ、アプライドバイオシステムズ、 バリアンテクノロジーズ、アジレントテクノロジーなどで分析機器・バイオサイエンス機器の 経営・マーケティングを経験。
2001年バイオディスカバリー株式会社設立。
2013年より日本分析機器工業会(JAIMA)ライフサイエンスイノベーション担当アドバイザーを兼任。


