日本患者由来がんモデル学会 学術集会2026【東京】
患者由来がんモデル(PDX・オルガノイド等)を中心に、基礎研究からトランスレーショナル研究、さらに創薬応用までを横断して議論する学術集会です。がんの生物学的理解を深めるだけでなく、実際の患者腫瘍に近いモデルを活用した薬剤評価、病態解明、個別化医療への展開など、研究と実装をつなぐ視点が集まる場として注目されます。
開催情報
- 学会名:日本患者由来がんモデル学会 学術集会2026
- 会期:2026年8月19日(水)~21日(金)(予定)
- 会場:国立がん研究センター研究所
- 住所:〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
- 総会長:近藤 格 先生(国立がん研究センター研究所 希少がん研究分野)
学会の位置づけ
患者由来がんモデルは、実際の患者腫瘍の特性をできるだけ保ちながら研究を進められる点で、近年ますます重要性が高まっている研究基盤です。従来の細胞株ベースの検討だけでは捉えにくい腫瘍の多様性や微小環境、薬剤応答性の違いを理解するうえで、PDXやオルガノイドは大きな意味を持ちます。
本学術集会は、そうした患者由来モデルを軸に、がん研究者、臨床医、病理・解析担当者、創薬関連企業などが研究成果を持ち寄り、基礎研究と実用化の接点を探る場として位置づけられます。
主な研究トピック
- PDX、PDO(患者由来オルガノイド)など各種患者由来モデルの構築と評価
- がんの分子病態解明とバイオマーカー探索
- 薬剤感受性評価、耐性機構解析、前臨床研究への応用
- 腫瘍微小環境や免疫応答を踏まえたモデル活用
- 希少がんを含む多様ながん種への展開
- 創薬、個別化医療、トランスレーショナル研究への橋渡し
参加が想定される層
- がん生物学、病理学、腫瘍免疫学などの基礎研究者
- がん治療やトランスレーショナル研究に関わる臨床医
- 創薬研究、前臨床評価、バイオマーカー開発に携わる企業研究者
- オルガノイド、空間解析、ゲノム解析など周辺技術の研究者・技術者
Pharma Nexus視点
本学会は、患者由来がんモデルを活用した創薬研究や精密医療の実装に関心を持つ読者にとって特に重要なイベントです。薬剤評価系、腫瘍微小環境解析、オルガノイド技術、空間解析技術などとの親和性が高く、研究用途だけでなく、今後の事業提案や共同研究の接点としても注目度の高い領域です。

